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No.1257-2024/02/19

7月開業に向けて急ピッチで工事が進む「ゆめが丘ソラトス」

相鉄グループが相鉄いずみ野線ゆめが丘駅周辺を一体開発

No.1257号

食物販の核に相鉄ローゼン


  「ゆめが丘ソラトス」は相鉄いずみ野線ゆめが丘駅周辺で開発が進められている「ゆめが丘開発プロジェクト」の中心となる大規模商業施設。その食物販エリアには相鉄ローゼンが核として出店する。


  同プロジェクトは横浜市泉区で「泉ゆめが丘地区土地区画整理事業」として、ゆめが丘駅と横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅周辺の約24haを開発するもので、ゆめが丘ソラトスの他、総合病院、住宅などを整備。計画人口5,200人を見込む。


  相鉄では2019年11月にJRとの相互直通運転を開始し、新宿駅と直通で結ばれた。さらに2023年3月には東急線との相互直通運転を開始、都心や埼玉へのアクセスが急速に良くなっている。


  こうした構想に合わせ、相鉄グループでは相鉄沿線での開発を進めていて、今回のプロジェクトが6大プロジェクトの掉尾を飾る計画だった。


  ゆめが丘ソラトスは地上3階建て(店舗面積42,700㎡)で、1階は食物販ゾーンとして相鉄ローゼンの他、生鮮で、「魚喜」、青果「Mona Port」、精肉「ゆめが丘晃進」が出店。また、生産者直売のマルシェと、シェアキッチンを併設。生産者がレシピを紹介したりするイベントなどを開催する計画。


  2階はファッション、ライフスタイルのフロア。GU、ユニクロ、無印良品、WILD-1、UNITED ARROWSなどが出店。3階のフードコートにはマクドナルド、ペッパーランチなどが出店、エリア最大級10スクリーンの大型シネコン「109シネマズ」が入る。別館にはヤマダデンキが出店。


  

同プロジェクトの総事業費は109億円。SCは年間1,000万人の来場、売上高200億円を見込む。

今週の目次




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