≫ウィンドウを閉じる


No.1258-2024/02/26

スーパーマーケット・トレードショー、デリカテッセン・トレードショー、こだわり食品フェアに7万6千名が来場、盛況に開催

No.1258号

BtoBとして成約率の高い展示会


  2月14日~16日の3日間、幕張メッセで開催された「第58回スーパーマーケット・トレードショー」「デリカテッセン・トレードショー」「こだわり食品フェア」は好天に恵まれ、盛況のうちに幕を閉じた。


  全展示会の会期中の登録入場者数は、3日間合計で7万5,858名で前回の6万2,525名を1万3千名余り上回った。出展社数は2,240社、3,759小間に上った。


  地方スーパーの幹部とバイヤー数名が集団で訪れている姿も見られ、コロナ前の展示会風景が戻ってきていた。


  開会式もコロナ前と同様、会場内で行われ表紙写真のように、横山清実行委員長を始め、農林水産省、経済産業省、出展社代表、SMTS副実行委員長、DTS実行委員長などがテープカットを行った。


  開会式では冒頭、横山実行委員長が「SMTSは今年で58回目を迎えた。コロナ禍が始まった2020年の開催は非常事態宣言が出される直前だったため過去最高の8万5,000人の来場だったが、翌年は2万6,000人と落ち込み赤字になった。何とか持ちこたえ、昨年は6万人台に回復した。この展示会はBtoBで成約率が高い。業界に影響力を持つ方々が集まっているので、協会メンバーをしっかりリードして盛り上げていきたい」と挨拶。


  能登半島地震で被災した石川県から、一般社団法人石川県食品協会吉田繁専務理事が壇上に立ち、多大な支援への感謝を述べ、「能登に本社のある会員企業の12~13社が甚大な被害を受け、生産ラインが全壊するなどの状況にある」と報告。こうした中でも、復興に向け歩み出しているとし、「3月16日には北陸新幹線が延伸する。是非金沢へお越しください。そのことが被災地に元気をもたらします。応援消費をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。


今週の目次




SJW新店レポート

コンパクトな売場の中にこだわりを詰め込む売場作り
 ライフ 下目黒店


SJレポート |「新生フジこころあわせの集い」

「新生フジこころあわせの集い」和やかに


今週の業界トピックス

ローソン
 ATM新型機、現金とキャッシュレス決済をつなぐニーズを取り込む
良品計画
 冷凍のりまき 全面リニューアル
日本生活協同組合連合会
 商品事業、コロナ禍で大きく伸長した供給高を維持


メーカー トピックス

味の素AGF
 生活者のニーズの変化を捉えた新商品を各カテゴリーに投入
大塚食品
 初のカレーうどん専用「ボンカレー」が新登場


今週の開店情報


巷で秘かに売れ始めている 注目!フーズ&ドリンクス

テル鮮魚 [さば燻製そぼろ]
真鯖の旨味にスモークの香りと醤油の風味と香ばしさ


企業動向

ニップン、乾燥パスタで「オーマイプレミアム」の新商品
おいしさ軸に開発、2024年春夏家庭用新商品を29品目発売


食品マーケティング |SMTS2024より

三菱食品、糖質コントロール「カレー」3品をアピール
 2分レンチンの「レンジでぽん!」・ひじき煮紹介


今週の大店立地法公示速報


交差点

コロナにめげず「SMTS」で再会



≫ウィンドウを閉じる