M・Z世代マーケティングのアンテナショップの役割も
―3月29日改装開店した「まいばすけっと仲町台駅南店」―
イオングループの都市型小型食品スーパー「まいばすけっと」は3月29日(金)、仲町台駅南店をトップバリュに特化した店舗として全面改装してオープンした。全SKU3,300のうち約半数の1,600SKUがトップバリュで、従来店の2倍。MZ世代をターゲットにしたトップバリュも増やしていて、そうした商品のアンテナショップとしての機能も果たす狙いだ。
開店にあたり岩下欽哉まいばすけっと社長は「日本経済がインフレ志向にあるなか、食品を中心にトップバリュが非常に大きな注目を集めている。この店ではトップバリュの構成比を売れ筋の生活必需品を中心に50%にまで高めるが、トキメクおやつ部、バーリッシュシリーズ等新たな商品を揃えることでMZ世代の新しいお客様にも来店いただけると期待している。オープン後はお客様からの声を集めてイオントップバリュ社と一緒に小型SMを利用されるお客様のニーズにマッチした商品開発へとつなげていきたい」と話している。
店舗は入口正面にZ世代向けに開発された商品を展示陳列。これまでのまいばすけっととはがらりとイメージチェンジ。入口でまず手に取って貰う作戦だ。全体の売場面積は83坪で改装前と同じだが、冷凍食品を2倍に広げ、常温のグロサリーを減らした。野菜系冷凍食品はオーガニックだけだったのを他の冷凍野菜、大容量品などに扱いを広げた。また、パスタ、ギョウザなどの冷食はトップバリュで200以上揃えているが、今回の改装でワントレー品の品揃えを拡大している。「単身者はもちろん、忙しい主婦の方が困った時のストックとして便利な使い方ができるため」。
単身向けではチルドレディミール45SKUをコーナー化、MZ世代向けではナッツ&ジョイシリーズ、新感覚ドリンク「クラフテル」の新シリーズなどをゴンドラ単位で展開。ともかく若い世代へのアプローチの感じられる店づくりだ。
仲町台駅南店(横浜市都筑区仲町台1‐2‐22)は駅前立地で若いファミリーや学生など若い世代の多いエリア。
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