No.1266－2024/04/22
平和堂、東海エリア進出20周年「日進香久山店」をオープン
名古屋と日進市のベッドタウン これから楽しみなNSC
（愛知県日進市「香久山西部土地区画整理事業」区域内で）
滋賀県を中心に、近畿や北陸で店舗を拡大してきた平和堂は、2004年から東海エリアでも出店を重ね、今年で20周年を迎えた。4月12日、愛知県の日進市にNSCの核店舗「日進香久山店」を初出店し、節目の年を飾った。
出店したのは、名古屋市中心部から市営地下鉄東山線で東に25分ばかりの本郷駅で市バスに乗り換えて5km南の梅森荘で下車。さらに南東方向に徒歩10分の日進市「香久山西部土地区画整理事業」の造成が続く一画だ。
下期にも20店舗体制が実現へ
◇…梅森荘のバス停で降りて、散り初めの桜の木を前に「ハタ」と困った。大きな団地が建ちはだかっている。介護の送迎車があちこちに。ゴミ出しをしている老婦人に聞くと「団地を突き切ったら、平和堂だよ。ここは、ジジイ、ババアばかりだけど、ワハハ。私も後で行くつもり」と言う。後で調べると、半世紀の歴史を持つ集合住宅の草分け的存在の市営梅森荘団地だった。24棟もある。
◇…団地を抜けると小高い丘になっていて、周りが一望できる。真新しい住宅があるかと思えば、造成中の土地も多い。「ドンキ」の看板が見える。「ここが、一番近い競合店だな」とわかる。 店舗に着くまでに、周辺の商圏を頭に入れることが出来た。店頭では、チラシを広げた100人以上の人たちが、開店を待っていた。
◇…直営の売場面積は590坪。「手作り、おいしさ、鮮度」にこだわった生鮮食品や平和堂こだわりブランド「E－WA！」を拡充。周辺の競合店を意識した低価格も打ち出し、子育て世代のまとめ買い需要にも応える。この店舗で平和堂の愛知県出店は18店舗となった。さらに愛知県知多市と名古屋市守山区でも開発中で、下期にも20店舗体制が実現する見込みだ。
今週の目次
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今週の業界トピックス
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マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・154
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