ほぼ、つながった木組みの「リング」を前に
(対岸の「さきしまCOSUMO TOWER」から撮影)
あれや、これやとマイナスイメージばかり先行して「一体、現状はどうなんだろう」と確かめる間もないうちに開幕まで1年を切った「大阪・関西万博」。会場の様子を初めて対岸にある大阪府庁咲州(さきしま)庁舎に併設された55階の展望台から撮影した。
中小の船舶が行き交う先に、世界最大級の木造建造物が「丸い輪」を描く。周辺には各国のパビリオンが建設されるはずだが、まだその姿はない。来年で55周年を迎える1970年の万博の時は、太陽の塔を中心に「月の石」が話題の中心となった。それから半世紀余を経て開催される来年の万博は「コロナ禍」もあって、盛り上がりを見せないまま、本番まで1年を切った。
◇…流通関係者にとって万博会場の陸側に位置する咲州は展示会が開催される「インテックス大阪」があるので、年に何回かは足を運ぶおなじみの場所だ。首都圏だと「東京ビッグサイト」と同じような位置関係だ。
◇…改めて調べてみると、今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、サブテーマは「いのちを救う、いのちに力を与える、いのちをつなぐ」だ。2025年4月13日から10月13日までの184日間の開催だが、複数の場所で戦争が続く中では、盛り上がりを欠く。
◇…時計の針を55年前に戻すと、世の中に顔を出したばかりのスーパーは、セルフサービスを旗印に未曽有の成長を遂げた。今回の万博では、前回の万博の「人類の進歩と調和」をしのぐ気概が欲しいところだ。
◇…ガラス越しに見える「リング」。国家的事業だが、批判続出の万博。来阪した際にでも1,000円の展望料金を払って見れば、自分の意見が出てきます。ぜひ! *巻末の「交差点」にも関連記事
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