万代店舗で脱炭素・環境配慮の商品を展示販売
東武ストアは、東武スカイツリーライン竹ノ塚駅前に開店した「東武ストア竹ノ塚店」で地元愛に溢れる店づくりを行っている。同店は足立区西竹の塚にあって、同区内に同社店舗が5店舗あり、スカイツリーラインも通る、同社ファンの多いエリアだ。
竹ノ塚店では、青果売場から続く主通路の柱周りに「地元 足立区の味」の看板を付けたコーナーを設置。アカベ製菓の食べるきな粉、雷起こし、鈴富製菓の人形焼き、栗まん、スズラン製菓の野菜ウエハス、久助バウム、ワタトー手造り五家宝、大江戸きんつばなど地元メーカーの商品が並んでいる。「各部門で取引先の情報を元に、地域の人なら皆知っているような商品を集めた」(島倉一也東武ストア執行役員商品本部長)と言い、地元に馴染みのない客には珍しい商品が知れ、地域を知る良い場所になりそうだ。
足立区は学校給食に力を入れていて、「おいしい給食基本理念」を定め、「各校調理方式をとり、天然だし、薄味を基本とし、全て食材から調理し、出来たてを提供する」とホームぺージに掲載されている。先ごろNHKでも紹介されていた。
こうした評判から同社では、足立区の給食メニューから「えびクリームライス」をアレンジして商品化、竹ノ塚店で販売を始めている。「栄養士が作ったメニューで非常に美味しいと子供たちが喜んで食べている。学校給食というのは、安心安全だというところもあって、扱っている」という。
同じ惣菜売場では、足立区西新井の丸上食品工業の「ジャンボ餃子」の焼きたて販売を始めている。「元々、当社は取引があって、餃子、ポテト、マカロニサラダ、春雨など結構な金額を売っていて、今回、惣菜売場で餃子を焼いて売ろうかとなった」(島倉商品本部長)と説明。ここで売れれば、沿線の店舗に広げていって、「えびクリームライス」同様、名物商品にしていく考えだ。(2~5頁に関連記事)
駅前立地で鮮度、でき立てにこだわり、地元重視の品揃え訴求
東武ストア 竹ノ塚店
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