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No.1334-2025/09/29

“毎日のお買い物から「海の豊かさ」を守る”をテーマに、大阪・関西万博会場で、トークセッションを開催

(大阪市此花区の2025大阪・関西万博の「BLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)」のCドームで)


No.1334号

  寺岡精工は9月16日18時30分から2025大阪・関西万博の企業パビリオン「BLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)」(特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン)内のドームCで“毎日のお買い物から「海の豊かさ」を守る”をテーマに、トークセッションを開催した。
  万代とスギホールディングスの環境担当幹部をゲストに、両社の環境貢献と地域貢献を両立させたサステナブルな取り組みを紹介するとともに、ペットボトル回収などに関する問題点などを話し合った。


買い物が「環境保全」につながる


◇…現在、世界の海洋はプラスチックごみによる汚染が深刻化している。世界のプラスチック年間生産量は過去50年で約20倍に増大、これまでに約3,000万トン以上が海に流出したと推定されている。特に日本近海は海流などの影響から、表層のマイクロプラスチック濃度が世界平均の27倍に達するなど、汚染の影響を受けやすい。


◇…こうした海洋環境の危機は、日々の生活や消費行動とも密接に関係しており、今や社会全体が取り組むべき喫緊の課題となっている。トークセッションでは、ペットボトル減容回収機の設置で、買い物のついでに持ち寄ることが定着し、結果的に売上にも寄与したことが報告された。


◇…一方、食品トレーの回収も行っているスーパーでは、汚れたトレーが混ざることで、袋全体がゴミになってしまうことも指摘された。回収に当たる従業員の負担が増えているものの、買い物に行くのが「環境保全」につながることが定着しつつある。


◇…今後は回収に関係する業界全体に呼びかけることや、スーパーなどに社会見学で訪れる子どもたちに運動の趣旨を広めたいとの提案もあった。


今週の目次




今週の業界トピックス

良品計画×ユーコープ
 組合員に無印良品の約70アイテムを宅配供給
日本生協連
 組合員支援 暮らし応援キャンペーンの供給品目数拡充
セブン-イレブン×キリン
 「氷結R mottainaiキウイのたまごTM」を限定発売


メーカー トピックス

大塚製薬
 世界陸上をポカリスエットでサポート。会場外には特別ブースも展開


開店情報


SJW新店レポート

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 オーケー 南武庫之荘店
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 明治屋 高輪ストアー


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大塚食品 |スゴイダイズ・ボンカレー

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フジワラ化学食品事業部 [ベルデン 生のケールのオイルソース]
地元愛媛産のケールを一般食品として製造・発売


今週の大店立地法公示速報


交差点

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