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No.1339-2025/11/03

本のある空間で、思い思いに過ごせる「ハレポケスクエア」誕生。平和堂「アル・プラザ小松」開業以来の大規模改装

(石川県小松市園町ハ23-1で)


No.1339号

  北陸新幹線が開通して以来、首都圏との距離がぐんと近くなった石川県小松市。JRいしかわ鉄道小松駅から北東1.7㎞に1989年7月に開業した平和堂の「アル・プラザ小松」が10月24日、開業以来の大規模改装を実施した。
  開店から35年以上が経ち、2017年3月には近くに「イオンモール新小松」がオープンするなど、周辺の商業環境が変わったことや、ライフスタイルが多様化したことから、「無印良品」や「ロフト」などを新規導入したほか、フードコートや地元の食を集めたショップを充実させた。  また敷地内の別館には、書店、雑貨、ジム&スタジオ、コミュニティスペースを兼ね備えた、平和堂直営の健康活力創造プラットフォーム「ハレポケスクエア」が誕生した。


新しい発見があり、心が安らぐ


◇…新しくお目見えした「ハレポケスクエア」の名前の由来は「ハレは小さなハレの時間」、「ポケはポケットに収まるすき間時間」、「スクエアは広場」という意味で、約400坪の広さがある。


◇…施設は①書籍「平和書店 アル・プラザ小松店」②ジム&スタジオ「ぷらっと ぷらっと」③生活雑貨店「Ifto」④文具・雑貨店「Mono Studio」⑤コミュニティスペースが合わさったもので、買い物のついでに気軽に利用できるのがウリだ。


◇…平和堂の高部 格(ただし)・地域共創事業部地域共創課長は「書籍の不振が続く中でも、児童書の部門だけは伸びている。お母さん同士の触れ合い、交流の場になってくれたら」と期待する。


◇…止まらない物価高で、スーパーに行くのがおっくうになりがちな昨今だが、ふと立ち寄ってみた「ハレポケスクエア」で、何か新しい発見があり、心が安らぐ。そんな空間になりそうだ。


今週の目次




SJW新店レポート

生鮮・ライブ販売で“食の楽しさ”を届ける、グランキッチンの旗艦店
 グランキッチン ナリタヤ八街店
文教地区、歴史ある街中に「京町スーパーマーケット」で再登場
 イオンスタイル 東山二条


流通羅針盤

社会の変化、消費者の変化に迅速に対応出来ているイオン


今週の業界トピックス

イオン
 3-8月期業績、GMS改善進む。まいばすけっと商機拡大
セブン-イレブン・ジャパン
 カウンターに、美味しく環境にも優しい水素焙煎コーヒー


開店情報


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・190

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


チェーンストア・コンビニの9月度販売概況

買上点数減続くも店頭価格上昇で堅調に推移
SMは10社中9社が既存売上増


今週の大店立地法公示速報


交差点

AIを導入すると、何が変わるの?



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