New!
週刊ストアジャパン
No.1352-2026/02/09
今週の表紙
―生活実態に合わせて農産の品揃え、大胆に絞り込む―
イオンは首都圏と近畿圏のスーパーマーケット事業を再編。首都圏ではU.S.M.H傘下のマックスバリュ関東にダイエーの関東地区店舗とイオンマーケットを統合して「イオンフードスタイル」として再出発し、近畿圏ではダイエーが光洋を統合して存続する。共に3月からスタートする。
イオンフードスタイルは、統合後の「新SMモデル店」を3月初旬にオープン予定だが、その「ゼロ号店」として、マックスバリュ関東が1月30日(金)、神奈川県相模原市の伊勢丹相模大野店の撤退跡に建設されたマンションの1階に「マックスバリュエクスプレス相模大野店」をオープンした。3社統合後は新しい屋号に統一されるため、「マックスバリュ」の屋号での新店は同店が最後になる。
長年、マックスバリュ、光洋の経営に携わり昨年5月に同社に着任し、「新SMモデル」のプロジェクトリーダーを務めている平田炎マックスバリュ関東社長。「モデル店のベースは300坪。この店は約200坪と100坪狭く、やろうとしていることの一部を入れた『ゼロ号店』のイメージ」と話し、イメージに近いのは農産という。
相模大野店は売場面積217坪と狭いが、入口からの空間は単品大量の青果売場、厨房が見える鮮魚売場、惣菜売場が展開されていて、市場的な広さを感じる。
その売場づくりについて平田社長は、「マックスバリュの店舗は通常、農産が300~400SKUあるのに対して、この店は80SKUに抑えている。従業員やお客様に前月食べた野菜を聞いても、20~30も言える人は少ない。果物は一つも食べていないとかイチゴだけとか。だったらそんなにSKUは必要なのか。お客様に品揃えを豊富に感じさせるよりは実際の生活の中で必要なものがしっかりある売場づくりをしたいので絞った」と言い、畜産も来店頻度が下がりまとめ買いするケースが増えていることから小分けパックを止めて大型パック中心に揃えたら売上が伸びた。実証実験を重ねながら解を探っている。
(詳細は次号の新店レポートで紹介する予定)
鮮魚対面、常陸牛、餃子などで第2の山造り目指す新SM
カスミ 赤羽神谷店
大阪市初出店は「阪急オアシス」跡地に。人口密集地で移り住む人多い
オーケー 野江店
上場SMチェーン6社、増収増益は4社
原価高と人件費上昇も、客数・客単価増で利益押し上げる
セブン-イレブン 今年の目標はスイーツのMD改革で若年層の支持を得る
中堅ドラッグの生き残りをかけた動きがSMの淘汰を誘発
第12次長計新ビジョン
「食の価値循環プラットフォーマー ~より地域へ、さらに世界へ~」をテーマに
山形屋商店
「仙台麸」が切り拓く新市場
小川珈琲
「期間限定」春珈琲/夏珈琲、「炭焼珈琲アイスコーヒー」を新発売
― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫
自民圧勝、どうなる流通の現場