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週刊ストアジャパン

No.1342-2025/11/24

今週の表紙

トライアルGO、都内に初出店

西荻窪駅北店(杉並区)と富士見台駅北店(練馬区)を同時開店


30人時のオペレーション追求


  トライアルホールディングス(本社福岡市、永田洋幸社長)はこの7月に西友との経営統合を果たした。その際、両社によるシナジー効果の一つとして西友を母店とするトライアルGOのサテライト展開を掲げていたが、11月7日に都内23区内に2店を同時出店。新戦略の実現に向けて踏み出している。


  新店舗はトライアルGO西荻窪駅北店(杉並区西荻北3‐21‐8)と富士見台駅北店(練馬区貫井1‐28‐2)。共に駅近立地で売場面積約50坪、24時間営業。続いて12月上旬には中野中央店(中野区)、笹塚店(渋谷区)を開店する予定。富士見台駅北店は新設建物への出店だが、他の3店はコンビニ跡への出店。


  同社は福岡県宮若市にトライアルGOの1号店脇田店を2022年4月に開店、その後、福岡市内で売場面積約50坪の都市型の展開を始め、現在では福岡県内28店、山口県1店、今回の東京2店舗を合わせて31店舗になっている。


  「福岡で手ごたえを感じていて、01のフェイズが終わって次に移行してもよいかなという段階で、西友と一緒になり、そのシナジー効果としてGOを展開することになった」とマーケティング部長を兼ねる野田大輔広報部長は話している。


  売場面積50坪、母店方式、MD、レイアウト、ITを駆使した30人時のローコストオペレーションなど福岡のモデルをそのまま東京へ移行した。


  「そのやり方が東京で受け入れられるかどうか、確かめたい。ただ、自分たちのやり方にこだわるのではなく『ロースかつ重』が売れるか、『たまごサンド』がすごく売れたとか、売れなかったとかの繰り返しの中で今の品揃えが合っているか、店が支持されているかを検証する。採算を度外視するわけではないが今は01のフェイズでトライアルGOが、お客様にいかに受け入れられるかを追求する段階」としている。
(新店レポートでトライアルGO西荻窪駅北店を掲載しています)


今週の目次





SJW新店レポート

西友店舗を母店にサテライト方式で食のおいしさとローコスト化に挑む
 トライアルGO 西荻窪駅北店
マミーマート撤退跡にNSCで出店。専門性強化しファミリー層取り込む
 ヤオコー 岩槻本丸店


本誌創刊28周年記念インタビュー

VCの原点に立ってローカルSMを支える
協同組合セルコチェーン理事長/与野フードセンター取締役名誉会長 井原 實 氏


今週の業界トピックス

ブルーゾーンHD
 ホールディングス設立、新たに2社加わり、6事業会社でスタート
セブン-イレブン・ジャパン
 今年のテーマは、ラグジュアリーなおうちクリスマス
ローソン
 消費者、加盟店の要望を受け「盛りすぎチャレンジ」追加開催


メーカー トピックス

ネスレ日本/昭和産業 ネスレ日本と昭和産業が循環型物流で連携
大塚食品 「食生活文化特別賞」を食品メーカーとして初受賞


巷で秘かに売れ始めている 注目!フーズ&ドリンクス

東京家政大学/マリンフーズ [レモン香る3種の海鮮ポキ]
ハワイの人気ローカルフードを産学連携で商品化


企業動向

マルハニチロ、WILDishブランドでDongwon社と越境コラボ強化
韓国版「唐辛子ツナ炒飯」を国内外で展開 個食市場拡大を捉えた取り組み


今週の大店立地法公示速報


交差点

「ブラックフライデー」あれこれ




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