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週刊ストアジャパン
No.1294-2024/11/25
今週の表紙
さあ、SNS時代を先取りしたスーパーを目指そう!
(大阪市北区のグランフロント大阪北館1階「クリスマスツリー」点灯式で)
今年の大きな話題の一つに、アメリカの大統領選挙があった。海の向こうの話だが、「まれに見る大接戦」との報道があったせいで、その結果に注目していた。だが、フタを開けてみると、事前予想は大きく外れて、トランプ氏の圧勝。上下両院議会も制して「トリプルレッド」を実現した。
片や、日本の選挙でも同様のことがあった。不信任で失職した斎藤元彦・前知事が大方の予想を覆す形で当選した。選挙の事前予想は「出口調査」が採用されてから外れることが少なかったのに、この現状はなぜ? それは「有権者がYouTubeやSNSといった新たな手段で情報をキャッチするため、既存のメディアがそのスピードに付いていけないからだ」と、識者は異口同音に語っている。
◇…11月15日、名古屋市郊外の守山区にオープンした平和堂「守山小幡店」を取材した際、40代後半の主婦に売場の感想を聞いた時のことだった。「随分たくさん買われて…。お近くですか?」「いえ、名古屋ドームの近くからなんです。電車に乗って来ました」「チラシが入っていたからですか?」
◇…「ちょっと遠いから、入っていません」「開店は、お知り合いに聞いた?」「スマホ。今、どこどこのスーパーが、いつ開店するか、載っているじゃないですか! SNSでもね。何もかもが値上げして大変だから」「いい買い物が出来て良かったですね」。
◇…スマホをのぞけば、世界情勢からスーパーの開店情報まで、たちどころに分かる時代になった。情報の真偽は、石ころから金脈まで、文字通り「玉石混交」だけど。これをどうやって商売に生かすか。まずは、全従業員対象の「こんな会社にしたい」アンケートから始めますか。いや、平凡かな?
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