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週刊ストアジャパン

No.1337-2025/10/20

今週の表紙

秋空の下、10月9日「オーケー北伊丹店」オープン

あれから4年、関西スーパー発祥の地・伊丹市に

(兵庫県伊丹市北園1で)


  「関東のディスカウントスーパーが、関西スーパーを買収するらしい」――そんな、衝撃的なニュースが飛び込んできたのは、確か2021年6月頃だった。仕掛けたスーパーの名は「オーケー」とか。その後、10月29日の関西スーパーマーケットの株主総会で買収案は否決され、法廷闘争まで持ち込まれたが覆らず、オーケーは「独自出店」の道を歩む。
  どんな店舗なのか分からないで、知人の記者の案内で世田谷区の新用賀店や横浜のみなとみらい店などを駆け足で見て回った。「こんなタイプの店舖、関西にはないぞ」。あれから4年、因縁の地・伊丹に「オーケー北伊丹店」がオープンした。


伊丹にお店を出すことができ感無量


◇…北伊丹店は伊丹市の中心部から直線3kmほど北東部の県道13号線(通称:産業道路)沿いにある。地上3階建てで、売場は2階。売場面積は452.52坪。店舗の前で、二宮涼太郎社長に話を聞いた。


◇…「関西進出と言えば、高井田の土地を買ってというところからスタートですし、問屋さんとか、メーカー様と仕入れをちゃんと決めたり、物流を整えたり。関東で1店舗出すのと、本当に全然違う。新たなエリアへの出店は苦労も多かったです」。


◇…「こうやって、無事に4店舗目が出店できました。伊丹のホテルで、私も関西スーパーさんの株主総会に出ておりました。総会後はホテルの前で、皆さんに囲まれて…。まあ、あれから4年ですね。この伊丹にもお店を出すことができて、本当に感無量ですね」。


◇…単なるディスカウントスーパーではない「オーケー」。関西へはロピアが先行し、オーケーも続いた。いつの間にかバローも存在感を増している。「政局」もだが、「店局」も風雲急な2025年の熱い秋である。*後日、「オーケー北伊丹店」の(新店レポート)を掲載予定


今週の目次





SJW新店レポート

海なし県で鮮魚対面を強化、「うまいもの信州」MDで地元密着
 イオンスタイル須坂


流通羅針盤

商機あり、ライフセンター出荷型ネットスーパー参入


今週の業界トピックス

ライフコーポレーション
 IY新横浜センター跡でセンター出荷型ネットスーパー稼働へ
ファミリーマート
 クイニーアマン付加した「オモテもウラもおいしいパン」発売
フジ
 営業収益は過去最高・5期連続増 賃上げや設備投資で販管費増も
セブン-イレブン・ジャパン
 ヒューマノイドロボット導入を目指し、TX社と提携


メーカー&ベンダー トピックス

国分グループ本社
 「地酒蔵元会 展示・唎酒・商談会」を開催
マルハニチロ
 新CM「人生は出会いの連続」シリーズ第4弾「小魚の恩返し」編
小川珈琲
 「Proffee® ホエイプロテイン」で嗜好と機能の融合を提案


開店情報


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・189

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


企業動向

味の素AGF、“大切なあの人に、ふぅを贈ろう。”テーマに冬ギフト発売
「ちょっと贅沢な珈琲店® 」、新TVCMに大沢たかお氏起用


2025年12月販促カレンダー


今週の大店立地法公示速報


交差点

「コスメ MIRROR」新登場




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