New!

週刊ストアジャパン

No.931-2017/05/01

今週の表紙

イートインコーナー拡充したカスミの新旗艦店

  4月21日にオープンした「フードスクエアカスミ アルコ越谷店」は昨年オープンした、ひたちなか笹野店、守谷テラス店に続く、最新MDを搭載した旗艦店と位置づけられている。すぐ近くには2012年9月から営業している「カスミ越谷ツインシティ店」もあるが、新店は土日祝日型、旧店は平日型の集客を図る。


地域交流や飲食ができるSM


  カスミは4月21日、埼玉県越谷市内6店目となる新店を複合施設「アルコ越谷ショッピングセンター」1階にオープンした。200m先にある越谷駅前には2012年9月15日から展開している「カスミ越谷ツインシティ店」が午前10時~翌2時まで営業しているが、同店が駅を利用する客を対象とした平日型で、平日は土日祝日より200~300万円多い700~800万円の日商となっている。これに対し、新店「カスミアルコ越谷店」(9時~21時45分の営業)は土日祝日型の集客を見込み、土日祝日の日商は平日の2倍の1,000万円を目指している。


  「カスミアルコ越谷店」は2017年1月15日に閉店した「ミスターマックス越谷店」の居抜き。「930坪という広い売場だが、密度にこだわった」とカスミ石井俊樹社長。地上1階がカスミで、地下1階と2階は専門店のフロア。わずか6年でミスターマックスは撤退したが、その前は40年間営業した「イトーヨーカドー越谷店」であり、2009年5月10日に閉鎖し、ミスターマックスの出店時に建て替えられた。


  ディスカウントストアのミスターマックスの時に比べると鮮度感を強烈にアピールする。また、近くの越谷ツインシティ店が駅前型のショートタイプショッピングであるのに対し、アルコ越谷店では94席とカスミ最大規模のイートインコーナーを配置し、デリカやベーカリー、飲料など飲食しながら、ゆったりと週末を過ごすスタイルで展開する。


  越谷ツインシティ店は売場470坪で、8,000SKUの品揃えとし、年商は23億円と5年間毎年売上を伸ばしてきた。一方、アルコ越谷店はその倍の規模で、1万3,000SKU超を揃える。年商目標は28億円だが、広域商圏を設定し最大30億円を目指している。同社初導入の試みとして、イートイン専用レジを常設し、ワインセラー室を配置した。高架線路を挟んで300m離れたところに「ヨークマート越谷赤山店」(1993年4月オープン・売場は2フロア)が営業しているが、地域最大の売場規模と充実したイートインコーナーで、商店街を含めた越谷駅周辺の活性化を図る。


今週の目次





流通羅針盤

イオン中期経営計画策定、慎重な姿勢を崩さず


今週の業界トピックス

セブン‐イレブン・ジャパン 物流のセイノーと宅配分野で業務提携


今週の開店情報


SJ改装店レポート

総菜売場拡大。セルフカレー導入、シニアに合わせ少量品拡充
 サミットストア 葛飾区役所前店
個食対応で簡便即食商品を強化、サラダステーションも充実
 コープ 北本店


チェーンストア・コンビニの3月度販売概況

SMは堅調に推移したがGMSは苦戦
 寒暖差が激しく季節商品が不調に推移


特集 SMペットフード売場の今

エコス グロサリー部雑貨催事担当マネジャー 鈴木 啓太 氏
 売場拡大の流れから、効率の見直しの段階に
 廃棄や値下げを精査し、中身の改革に取り組む
マルカン 代表取締役社長 松本 幸彦 氏
 業態別の適正サイズ、ユニットプライスの商品化に尽力
 業界拡大のために保険や迷子札などの配布に取り組む
 競争激化するSM。ペット売場は差別化に一役買えるカテゴリー


新商品&キャンペーン 敷島製パン 初夏の戦略強化

ロカボ対応 パンで手軽に糖質オフ


食品マーケティング

昨年(平成28年1~12月)の冷食生産量、数量増、金額前年並み
 *業務用と家庭用の比率はほぼ6対4
 *生産品目の大分類は調理品増加(104.1%)、農・水産品減少
 *輸入は国産野菜減で輸入増、調理品は減少(協会会員29社のみ集計)


今週の大店立地法公示速報


交差点

激動と理性




Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.