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週刊ストアジャパン

No.1124-2021/05/17

今週の表紙

ヤオコー、ディスカウント業態を本格展開へ

提案型SMとDSのエイヴィ、フーコットでシェア高める

(4月27日、開店したヤオコー八千代緑が丘店)


エイヴィをコピー、早期に出店拡大


  ヤオコーの川野澄人社長は5月11日、オンラインで開催した2021年3月期決算発表会見の席上、第10次中計の重点施策としてディスカウント業態を本格的に展開する方針を明らかにした。


  同社は今年2月1日付けで完全子会社の「フーコット(FOOCOT)」を設立しているが、このフーコットをディスカウント業態として展開していく。同社ではすでにディスカウント業態のエイヴィ(店名エイビイ)を完全子会社にして店舗展開しているが、フーコットは、「エイヴィのビジネスモデルをコピーして展開する」(川野社長)と明言。エイヴィは生鮮3品をPCから供給するオペレーションを組み、単品大量、薄利多売のEDLPを徹底、カードなどは扱わず決済は現金のみというロ―コストオペレーションで低価格を実現している。経費率も一般SMに比べ非常に低いと言われている。


  ただ、「エイヴィは横須賀のPCを中心に物流を含めたオペレ―ションを組んでいるので遠くへの出店ができないという足かせがあった。その足かせをなくすのと、さらにはディスカウントストアとしての展開スピードを上げていくことを考えてフーコットを立ち上げた」と言い、すでに前期中にヤオコーの小川町の旧センターをフーコットのPCに改修している。そのため、今期2店舗を出店計画し、「早いタイミングで5~10店の塊にしたい」という。


  ヤオコーではエイヴィとフーコットのディスカウント業態と、提案型SMの「ヤオコー」で、子育て世代から高齢者までのニーズに応え、商圏シェアを現在の20%弱からアップさせる戦略を描いている。今期はエイヴィも1店出店し、ヤオコーも9店を計画、中計の3年間でヤオコーの23店を含めグループで30店を出店する。再度、出店に重点を移し店舗力をアップさせ、ECやドラッグストアなどとの本格的な競争に備える考えだ。


今週の目次





SJ決算レポート CVS篇 2021年2月期決算

コロナ禍による客数減響き、全社で減収減益
客単価108.2%も客数87.0%で、既存店伸率は93.9%


今週の業界トピックス

U.S.M.H 今期、商品、デジタル、インフラの改革を重点取組みに
イズミ 前期SC客数減少し、11年ぶりの減収だが、増益確保
セブン-イレブン・ジャパン 21年度は20年度に支持された商品政策を深掘り


SJW新店・改装店レポート

生鮮の専門化とチラシ無しのEDLPで収益性高いSM目指す
 エコスグループ TAIRAYA奈良橋店
「ラ・ムー」オープンで、核店舗不在のNSCにライフの最新店
 ライフ 堺インター店


メーカー トピックス

ニップングループ・ファスマック 「ifia JAPAN2021」に出展
キユーピー 7月、マヨネーズ値上げへ


今週の開店情報


この食材 きほんの基本(14)|わさび

辛味と香りが食欲増進効果、食中毒予防の“素”


食品マーケティング

東洋水産、即席カップ麺、地元産の味など折り込み訴求
 *「QTTA」(クッタ)のTVCM、「麺づくり」強化で多様化


今週の大店立地法公示速報


交差点

コロナウイルス禍のSM店舗前線




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