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週刊ストアジャパン

No.1141-2021/09/20

今週の表紙

関西進出1年で6店舗を達成

ロピア大和郡山店で買い物「ああ、楽しかった!」渋滞だけが気になる点

(奈良県大和郡山市筒井町で)


  あのロピアが遂に関西進出「一体どんな店舗なのか?」ベールに包まれた実態とは。迎える関西の流通業界は、その話題で持ち切り――と1年前に書いたが、ロピア関西は順調に出店を続けた。9月10日には6店舗目を金魚の町・奈良県大和郡山市内にオープンした。  大手HCコーナン大和郡山筒井店の2階に出店したもので、売場面積は奈良1号店の「ミ・ナーラ店」より、やや小ぶりの450坪スタイル。初日は入店まで1時間半もかかる混雑ぶりだったが、大きなロピアの保冷バッグを担いだ買い物客から聞いた感想は「ああ、楽しかった!」だった。


「日本版コストコ」関西に定着


  ロピア大和郡山店は近鉄橿原線筒井駅の南西300mにあり、大阪南部と奈良を、大和川沿いで結ぶ国道25号線に面している。店舗の南側にはパナソニックなどの工場が集結し、大型トラックの交通も多く、日常的に渋滞が発生する交通の難所。駐車台数は平面から屋上まで800台近くあるが、初日などは入場を待つ400人近くが2階の駐車場にあふれた。


  関西は「安売りの本場」のようなことを言われてきたが、それは違う。今年創業100年を迎えたイズミヤの標語の「ええもん、安い」のように、安さと品質が伴っていないと、定着しない、難しい土地柄だ。その意味で、この1年、ロピアは寿司はあるけど、刺身の盛り合わせはない、トイレットペーパーも置かないのに、圧倒的な安さで買い物の楽しさを味わえる「日本版コストコ」のような存在となり、巣ごもりの人を引き寄せた。


  関西のロピアは島忠の店内に出店した3店舗に加え、コーナンの店舗に初出店したことで、広い売場面積を持て余すHCと急速出店を願うロピアのニーズが一致した。出店候補地が増え、既存の店舗は誠に頭が痛い。


今週の目次





流通羅針盤

コロナ後の消費動向を鑑み、加速するスーパーマーケット再編


今週の業界トピックス

イオン
 「トップバリュ」3,000品目 年内価格凍結宣言!
ユニー
 アピタ君津店を「APITAパワー君津店」に全面改装
ローソン
 フタ付き容器持参で、おでん購入の顧客に「おでん鍋割セール」実施


SJW新店レポート

価格と質の両面で差別化。SM空白地域、ベルク跡地に居抜き出店
 エコス TAIRAYA幸手店
駅前好立地に都市型大型店。体験型SM2号店オープン
 マルエツ 一之江駅前店


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・95

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


メーカー&ベンダー トピックス

明治/マルハニチロ 9月11日を「たんぱく質の日」に制定
昭和産業
 11月1日納品分から、油脂製品の価格を改定
マルハニチロ
 マルハニチロの市販用冷食がテレビで品評会
セミナー案内
 島田研究室 脅威になりつつあるビッグストア・ネット
三菱食品
 アルゼンチンワイン「オーガニック マルベック」を9月末から全国発売


企業動向  ニップン 2021年秋冬家庭用グロサリー商品発表(下)

セラミド入りスープなど新商品16品、改良13品、新発売


食品マーケティング

パスタ&ソースは安定成長
 *日清フーズ、簡便な中で本格味を追求
 *下期、台湾風から揚げ粉、など販促


今週の大店立地法公示速報


交差点

コロナ貯蓄が消費に回るのはいつ?




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