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週刊ストアジャパン

No.933-2017/05/22

今週の表紙

変化する街・渋谷にドンキと東急ストアが再出店

  ゴールデンウィークを挟んで渋谷に2つの新店が登場した。東急ストアは4月28日に売場195㎡ながら生鮮とデリカなどフルラインで揃えた小型SMを出店。一方、「ドン・キホーテ渋谷店」を5月7日に閉店し、12日に「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」を移転オープンしたドン・キホーテは、年商100億円を目指す。


渋谷に惣菜と生鮮も扱う2店登場


  ゴールデンウィーク直前の4月28日に東急ストアは「東急ストア フードステーション渋谷キャスト店」をオープンした。同社はかつて東急文化会館に店を展開していたが、同建物が取り壊されて、渋谷ヒカリエとなったため、渋谷から一旦姿を消した。今回、東急電鉄が主体となって開発した、最新オフィスと賃貸住宅を合わせ持つ複合ビル「渋谷キャスト」(旧・都営宮下町アパート跡地)の地上1階で営業開始した。


  東急ストアの新店は売場面積195㎡の小型SMだが、生鮮3品も取り扱うと同時に、デリカも充実。インストアベーカリーや焼きたてのピザも本体価格100円で提供する。周辺の居住者とオフィス就業者、渋谷に遊びに来る来街者を客ターゲットとし、年商目標4億円を見込んでいる。


  ドン・キホーテは1999年12月から営業してきた「ドン・キホーテ渋谷店」を5月7日で閉店し、すぐ近くに「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」を5月12日オープンさせた。1995年7月~2016年1月までパチンコチェーン店のマルハンの東京進出1号店として営業していた地下2階・地上8階建ての建物に居抜き出店したドンキの新店は、地下1階~地上6階まで7フロアの売場で展開。投資額は内装工事に8億円、什器備品に3.5億円の計11.5億円。旧・渋谷店に比べ新店は3倍の売場面積の5,520㎡として品揃えも2倍の8万アイテムに拡大し、年商目標も旧店実績の2.5倍の100億円と、ドン・キホーテの中で最大の売上店舗を目指す。「進化型旗艦店舗」として24時間営業して、1日に1万人の客数を想定し、客単価は3,000円近くを見込んでいる。


  多層階型の大型店である「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」は地下1階に生鮮3品と惣菜、日配品を揃え、地上1階には渋谷の土産となるオリジナル銘菓を販売し、7月からはモバイルフードも提供。2階には酒や菓子、飲料、加工食品を陳列する。一方、小型SM「東急ストアフードステーション渋谷キャスト店」もデリカを中心に生鮮3品をフルラインで販売する。規模も特徴も異なる両店の今後の動向が注目される。


今週の目次





流通羅針盤

宅配便の値上げ要請相次ぐ。事業者や消費者にもツケ回る


今週の業界トピックス

アークス グループ統合の新基幹システムを2018年3月に稼動
明治屋 新社長に元キリンビール松沢社長が就任


メーカートピックス

寺岡精工 あらゆるカードに対応したマルチ決済端末の導入進む
味の素AGF 2017夏の家庭用ギフトで和食名店とコラボ
大手乳業3社決算 17年3月期業績出揃う。明治2番手以下を引き離す


今週の開店情報


SJ決算レポート(CVS篇)

統合進み、大手3社の寡占化が顕著に
 10都府県で店舗数が減少に転じる


SJ新店レポート

おひとりさまでも楽しめ「モノよりコト、そしてトキ」を提供する空間
 イズミ「LECT」
什器を工夫して陳列量を確保しオリジナルMDで差別化図る265坪SM
 ライフ 鵜の木店


対象絞って訴求強化 大塚食品の食品・飲料戦略

コンセプト明確なマイサイズが上昇
マッチ 若者ターゲットにPRを徹底


メーカー情報

森永 アロエヨーグルト 完熟白桃
オエノングループ モンドセレクション優秀品質金賞


食品マーケティング

新たな市販用冷食に挑戦するマルハニチロ
 *米飯、麺類から食卓向け惣菜へ
 *新商品に先行する強い既存の売れ筋
 *「新・石巻工場」が4月稼動へ 


今週の大店立地法公示速報




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