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週刊ストアジャパン

No.985-2018/06/18

今週の表紙

SJW店舗ウォッチング

フードスクエアカスミ 水戸堀町店

リアル店舗にもミールキット

リアル店舗では道半ばの料理キット


  野菜や肉などの具材キットや調味料がセットになっていて、家庭ではそのまま調理するだけという「ミール(調理)キット」がネット通販などで人気だ。共働き世帯の増加などが背景にあるが、最近ではリアル店舗でも扱う店が増えている。


  リアル店舗ではないが、セブン&アイがアスクルのロハコと提携して始めた生鮮ECのIYフレッシュ。昨年11月からミールキットを9アイテムで開始し、現在では11アイテム40SKUに拡大している。当初は2食分だけだったのが、4食分など容量を増やした他、「肉を抜いたメニューが欲しい」などといった要望に応え、肉抜きのメニューなどを加えていったため。こうしたメニューの改廃を含めて改良を重ねた結果、販売実績は当初計画を上回る好調ぶりという。客層別では、やはり高齢者は小容量品、若い人は大容量品の購入比率が高い。


  リアル店舗では今年4月に開店した食品館イトーヨーカドー瀬谷店で回鍋肉など4品目のミールキットを初導入している。現状では同店のみの展開。テスト中としており、まだ水平展開には至っていない。


  イオンは今年3月16日から関東のイオンリテール約60店舗で「献立キットCooKit(クッキット)」7品目を発売している。「彩り野菜の甘酢鶏」などで、「2人前が最短10分でできる」というキャッチフレーズで訴求。


  農産部の扱いで、イオンでは野菜の提供進化の第4段階と位置付けている。第1段階は素材、第2段階はパッケージしたカット野菜、第3段階はカレーシチュー用など用途別セット野菜。そして今回のミールキットが第4段階。野菜だけでなく肉などすべての具材と調味料が揃っていて、ひと手間で調理ができる、という進化ストーリーの中での開発。ただ、価格帯が498円~880円(税別)とカット野菜の200~300円台に比べ高いことなどから、顧客への浸透はまだまだのようで、いかに理解を深めるかが課題という。


  素材から、簡便調味料、レンジアップ商品などあらゆる商材が揃う食品売場で、宅配とは異なったミールキットの価値をいかにだしていくかが課題になりそう。


今週の目次





SJWレポート

流通羅針盤

SC大手ディベ、ECに対抗し、体験型施設の拡充へ


今週の業界トピックス

京急ストア 佐藤社長就任1年、思いを新たに課題と向かい合う
イオン 「トップバリュ バーリアル3品」リニューアル


メーカー&ベンダー トピックス

オイシックスドット大地 ミールキット、累計出荷1,000万個を突破
国分 国分本社一階に日本橋K&K「缶つまBAR」オープン
日本製粉 昼食中心の需要を夜食時へ拡大提案
味の素AGF 「ブレンディ」スティック生産増へ


SJ決算レポート SM篇  2018年3月期決算

2018年3月期、ヤオコーとサミットの業績好調が続く
客数減だが、客単価増で既存店売上は0.6%増


SJW新店レポート

駅直結SCの核として日商1,000万円を見込む旗艦店
 そうてつローゼン ジョイナステラス二俣川店
競合激化が進む溝の口駅前。2年ぶりにS&Bでオープン
 マルエツ 溝の口店


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・17

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


食品マーケティング

カゴメ & ローソンがタイアップ販売へ
 *高リコピントマト使用メニュー使用・新商品7品種発表
 *トマトジュース&牛乳を一緒に飲む、健康訴求提案
フジッコは血管専門医が‘大豆ファースト’訴求
 *蒸し大豆とヨーグルトで食後血糖値上昇を抑制


今週の大店立地法公示速報


交差点

盛り上がらないW杯




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