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週刊ストアジャパン

No.981-2018/05/21

今週の表紙

セブン‐イレブン 「いつでも、いますぐ、どこにでも」 ネットコンビニ、全国展開へ

1,500億円の在庫拠点を活かす


  セブン‐イレブン・ジャパンは5月10日、スマホで24時間いつでも注文でき、セブン‐イレブン店舗の商品を、最短2時間で届けてくれる「ネットビジネス」を今期中に北海道全店1,000店で実施し、その後、全国加盟店に推奨していくと、発表した。


  2017年10月より北海道札幌市の15店舗で実験していたもので、需要があり仕組みにも目途が立ったことから、本格展開に乗り出したもの。スマホに個店の商品約2,800品目が表示され、お客は24時間注文でき、店では受注した商品をピックアップして取り置きし、提携の宅配会社GENieのドライバーが集荷して、お客に11時~20時の時間帯で1時間ごとに指定受取時間制で、最短2時間で届ける。配達料は1,000円以上216円(税込)で、3,000円以上は無料。


  これまで15店での実験では、利用は1店当り1日平均3件、3,000円だった。「ポスターだけの告知だったのでこの実績だが、本格的な実施になれば、1店当り10件で2万円が見込まれ加盟店にとって日商がオンされる」(古屋一樹社長)とみている。


  半年の実績では30歳~40歳が55%、女性が7割近くを占め、お届け時間帯は19時台の夜間が最も多く、有職主婦の利用が多い。発注も夜中が多い。


  新居義典デジタル戦略部総括マネジャーはネットコンビニについて「セブン‐イレブンは全国約2万店の店舗網で、1,500億円の在庫を持つ強みを活かして、お客様に一番近く早く効率的に届けられる。また、1,500億円の商品で朝昼晩のニーズに対応し2,800品目の商品に毎月100品目の新商品を発売している。こうした商品と拠点をネットビジネスに活かすことを考えた」と話している。


  「高齢化、1人~2人世帯の増加、働く女性が7割という時代、さらにEC化が進む中、近くて便利というリアル店をさらに利便にするネットコンビニはセブン‐イレブンの更なる成長の大きな柱になると期待している」と古屋社長は意気込みを示している。


今週の目次





流通羅針盤

付加価値型PB拡大へ舵を切り、同質化競争を回避


今週の業界トピックス

ヤオコー 新中計で1km商圏シェア25%を目指す
アルビス 新社長に池田和男専務が昇格


メーカー トピックス

味の素 前期の事業利益は0.5%増の973億円と目標を下回る
明治HD 6月28日付 首脳人事


今週の開店情報


SJ決算レポート CVS篇  2018年2月期決算

既存店客数前年割れ続く
加盟店支援やオペレーション改革投資が収益を圧迫


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・15

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


SJW新店・話題店レポート

「手早く買い物ができる」をコンセプトに、ドミナントの隙間を埋める新業態
 原信 エクスプレスマーケット 城岡店
生鮮食品が買えて、食べる場所も備えた“初挑戦”満載の売場が好評
 無印良品 イオンモール堺北花田
3,300㎡のアピタフードマーケットで、ライブ感のある売場を展開
 アピタテラス横浜綱島


企業動向

大手乳業3社の18年3月期業績が出揃う(上)


食品マーケティング

冷食事業はほぼ安定成長へ
 *業務系は惣菜~介護事業へメニュー広がる
 *家庭用は有力メーカー競合から品質アップ


今週の大店立地法公示速報


交差点

新しい酒は新しい革袋




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