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週刊ストアジャパン

No.1287-2024/10/07

今週の表紙

都内初進出、BLΛNDEオリナス錦糸町店がオープン

和のテイストを取り入れ、鮨BAR初導入


バイオーダーの鮨BARが初登場


  カスミは2022年から新業態として開発を進めている「BLΛNDE」の4号店、「BLΛNDEオリナス錦糸町店」を9月27日にオープンした。(フードスクエアカスミオリナス錦糸町店からの改装)


  「BLΛNDE」は22年に1号店のつくば並木店と2号店の研究学園店を茨城県内にオープン。今年6月20日には3号店の三郷店をオープンし、そして今回、都内初となるオリナス錦糸町店が誕生した。


  これまでのブランデの歴史を振り返ると、それぞれの店舗にテーマがあり、つくば並木店は「食と健康美」をテーマにドラッグストアを併設し、研究学園店は「食品特化」を掲げ、既存店にはない食の専門性にこだわった。三郷店では3,000㎡以上の売場面積を活かして、店内で過ごす時間を楽しむ「滞在型」、そしてオリナス錦町店では、三郷店同様の滞在型のコンセプトに加えて、“オリナス”という施設名にもかけ、「人と食が織りなす、新たなスーパーマーケット」を目指す店づくりを行う。


  具体的には買い物だけでなく、カフェテリアやワインバーなどを楽しめる「食の体験」にこだわり、三郷店との最も大きな違いは「和のテイスト」を取り入れたことだ。


  代表的な例では「鮨BAR」として鮮魚部門で提供する本格魚河岸鮨をカウンターで提供。カウンターは通常時はメニュー提案を行うクッキングコミュニケーションが使用され、12時~14時と17時~19時の時間帯に「魚河岸鮨」ののれんがかけられ、立ち食いスタイルの「鮨BAR」に変身する。注文はカウンターからアプリで行い、バイオーダー式で“最もより新鮮な状態の寿司”が専用皿に乗って食べられるため、より本格的な“体験”が味わえる。


  満行光史郎専務取締役事業戦略担当は「三郷店はイギリスのテイストだったが、錦糸町店では和を取り入れた。従来のスーパーの買い物以外の目的でも来店いただければ」と狙いを語った。(店舗の詳細は別号にて掲載予定)


今週の目次





SJW新店レポート

デリカセンター、PC、サテライトなど自社インフラを駆使したミニSM
 マルエツ プチ 稲荷町駅前店
「芦屋市内」初出店。閑静な住宅街の小型店「毎日行きたい」お店に
 ライフ 芦屋呉川町店


今週の業界トピックス

三菱商事/ローソン/KDDI 同床同夢、ローソンの未来のコンビニ始動
セブン-イレブン 野菜たっぷり!食べる“麺なし”スープを新発売


メーカー トピックス

マルハニチロ
 ビジネス創造イベント「GATEWAY Tech TAKANAWA」に参画
東洋水産
 3年ぶり、マルちゃん正麺カップ「濃厚味噌」をリニューアル発売
味の素AGF
 味の素AGF初となるオリジナル和紅茶の試作製造を開始
大塚食品
 マッチ、受験生応援キャンペーンを実施。応募者全員を特別授業に招待


開店情報


チェーンストア・コンビニの8月度販売概況

荒天による備蓄需要などが影響し、SM・GMSは好調
コンビニは客数減、セブンは3か月連続の既存店減


企業動向

ニップン、2024年秋冬家庭用新商品を発売(下)
ワンプレートの「ニップンよくばりシリーズ」大幅に伸びる


深読み直球 (株)島田研究室 島田 陽介

三波春夫の「お客様」は、なぜ「神さま」なのか


今週の大店立地法公示速報


交差点

オーケーの開店日は11月26日




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