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週刊ストアジャパン
No.1325-2025/07/21
今週の表紙
(大阪市鶴見区のイオンスタイル鶴見緑地で)
イオンリテールは7月12日、大阪市鶴見区のイオン鶴見緑地店を改装し、イオンスタイル鶴見緑地と店名を変え、2階のファッションフロアに6つの専門店をオープンさせた。1階食品売場では、6月6日から先行オープンした、さまざまなお肉を集めた肉のテーマパーク「ミートパーク」が好評だ。
同売場はこれまで、鮮度や地場物を売り込む鮮魚売場や惣菜を拡充するといった店舗改装で、脇役に回っていた精肉売場に光を当てたものだ。実験的な試みだが、農産売場より先に「ミートパーク」に直行するお客さんもいる。「ワインも牛肉の関連販売で、売れ行きが良くなった」というから、この先が楽しみだ。
◇…1階奥にある「ミートパーク」は、従来の1.4倍、230尺に拡大された。SKU 数は380。「いつも同じで面白くない」との声があった売場が一変。ステーキ、塊肉、内臓肉、それに人気の焼き肉など、和牛中心に構成する牛肉売場は圧巻だ。「ハレの日に、お肉を」というニーズに応えている。
◇…1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」の会場に近く、2006年に開業したイオンモール鶴見緑地内の同店が19年を経てリニューアルされたものだが、周辺は30~40歳代のファミリー世代が増えている地域で、「お客さまの反応を伺うには最適」(広報担当者)と、全館リニューアルに向けて、段階的に改装を進めていく。
◇…焼肉チェーンで外食する機会が増えた子どもたちも知っている希少部位が揃い、見ているだけで「こんなお肉があったのか」とうれしくなるのは、肉のテーマパークの面目躍如だ。紳士、婦人などと、カテゴリーごとに分かれていた2階売場も、ライフシーンに合わせた売場に生まれ変わった。
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