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週刊ストアジャパン

No.1008-2018/12/10

今週の表紙

セブン‐イレブン専用工場直結の野菜工場を相模原に開設

「安全・安心」な野菜を、店頭まで一気通貫で安定供給

良い原材料の安定供給に威力


  セブン‐イレブン・ジャパンとプライムデリカは、かねて建設を進めていた、セブン‐イレブン専用の「野菜工場」をこのほど竣工し、来年1月からリーフレタス3品種を神奈川県と東京都の一部店舗、約2,000店に供給開始する。昨年稼働開始したプライムデリカのデリカ工場と直結していて、レタスを使ったサラダなどの加工品も供給する予定で、2020年春ごろを予定するフル稼働時には1日当たり約3トンの生産を見込む。


  その狙いについて、古屋一樹セブン‐イレブン社長。「当社は、フレッシュフードを1日3便配送で美味しいものを欲しい時にと、成長してきたが、反面、店と専用工場でロスがでていた。それで、サラダを専用工場で徹底した鮮度管理、人に触れない生産ライン、ガス充填・トップシール包装などによって賞味期限を1日延ばし2日半にした。しかも、品質が上がり食感も味も良くなり、販売が伸び、廃棄率も減った。専用工場だからこそできる『長鮮度』のサラダで、惣菜、サンドイッチ、菓子パンでも『長鮮度』化し同じ効果が出ている」。


  そうしたイノベーションを続ける中、「いかに良い原材料を安定的に供給するかが最大の問題になってきている」という。特に農産物は「農業就業人口の減少などで規模が縮小している。それに過去に例を見ない異常気象で、安定供給がなかなか図れない」という問題意識から、今回の野菜工場の計画になったという。


  「相模原ベジタブルプラント」は、種まき(播種)から栽培までオートメーション化された完全制御型野菜工場。LED照明によりビタミンCが付与される、栽培期間は38日で露地栽培より20日以上短期化、発芽率は90%と通常より1.5倍高い、など特徴があり、サラダの長鮮度化をさらに進められるという。


今週の目次





SJ決算レポート SM篇

 8社計で増収増益。全社客単価増で客数減をカバー
 2019年3月期第2四半期、既存店プラスは6社


今週の業界トピックス

 楽天 アースモール立ち上げサステナブルやエシカル消費の拡大に意欲
 ポプラ 58円の低価格おでんを5種類発売


メーカー&ベンダー トピックス

 大塚食品 食肉不使用の大豆ハンバーグ「ゼロミート」を発売
 昭和産業 ベトナムでプレミックス専用工場を建設
 三井食品 話題を呼んだ「三島のゆかり使用チューハイ」を再発売


今週の開店情報


SJW新店・改装店レポート

 サミットが山手線内で展開する都心型小型店の第1号店
  サミットストア 三田店
 「食と健康」がテーマ 焼き立てピザの「ちょいゴチ カフェ」が人気
  イオンフードスタイル 川西店
 新什器に入れ替えて買いやすい売場に2階の集会室を地域に広く開放
  ユーコープ 桜台店


食品マーケティング

 冷食、伸びるカテゴリーの競合<米飯&スパゲティ>
 味、容量、値頃感での開発競争
 *米飯メニュー競合で多様化
 *スパゲティはソースがより多彩に


今週の大店立地法公示速報


交差点

親切が救った客の心配




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