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週刊ストアジャパン

No.1128-2021/06/14

今週の表紙

「近くに生鮮スーパーがなかったので出店」。大型店に囲まれた立地に、7店舗目を開店した「さとう」の戦略とは

(兵庫県丹波市のフレッシュバザール氷上インター店で)


   JR大阪駅から福知山線で三田、篠山口を経て2時間あまりで、兵庫県の内陸部・丹波市の石生(いそう)駅に着く。西に1.5kmほどの県道7号線沿いに、北近畿でチェーン展開する「さとう」が6月3日、300坪の「フレッシュバザール(FB)氷上インター店」を開店した。北近畿豊岡自動車道の氷上ICを下りてすぐの場所でもある。  斜め向かいにイズミの「ゆめタウン丹波」、南にはコープこうべ柏原(かいばら)が入る「コモーレ丹波の森」やイオン系の「ザ・ビッグエクストラ氷上店」の大型店舗があり、しかも周辺には同社のFB 6店舗が出店する激戦地だ。足元の1km商圏に1,561人しか住んでいない場所に、あえて7店舗目を出店した背景を探ってみた。


人がいなくても、じっくり調べて


  2004年(平成16年)、旧氷上郡柏原町、氷上町、春日町、青垣町、山南町、市島町の6町が合併した丹波市。「さとう」は、いずれの町にも店舗があるドミナントエリアだ。氷上町内は2店舗目だが、「周辺には、生鮮を主体とする食品スーパーは少なく、すでに大型店が3店舗あるので、お客様の往来は多く集客は問題ない」と開発責任者。


  JR石生駅から乗ったタクシーの運転手は、「きょう開店した『さとう』さんね、周りにたくさんあるけど、全部はやっているよ。地元に信頼されているから」と太鼓判を押した。車を持たない高齢者の足になっているから、店舗のことには詳しい。


  同社が得意とするFB業態。鮮魚は表紙写真のように、日本海の生魚を数多く取り揃え、惣菜も品数豊富。食品もEDLPを主体に、メリハリの効いた構成だ。周りに人がいなくても集客できる要素があれば、じっくり調べて出店する。この物件も、20年間は農地のままだったが、今回縁あってスーパーに開発できた。


今週の目次





SJW新店・改装店レポート

生鮮3品とデリカで市場風の売場作り進める
 ヤオコー 府中フォーリス店
10年ぶりの大改装。惣菜強化しEDLPと鮮度で地域一番店を目指す
 たいらや 真岡店


SJレポート 大手SMチェーンの新入社員採用動向

コロナ禍で今春入社者数、計画を大きく上回る
今期採用も前期以上を計画、1次はオンライン、最終はリアルで


今週の業界トピックス

イオンリテール
 AIカメラ、AIカカク、シェルフサイネージなどを導入
ライフコーポレーション
 ライフ創業者・清水氏、名誉会長に就任
協同組合セルコチェーン
 井原實氏が新理事長に、佐伯行彦氏は理事相談役に
イオンリテール
 メーカーと協働して使用済み容器を回収し、再利用へ
サミット
 「グリルキッチン」3商品を新発売
イオンモール/イオンリテール/イオン
 北陸最大級の「イオンモール白山」
サミット
 甘酸っぱいレモンクリームが入った「マリトッツォ」を新発売
ローソン
 医療従事者に感謝、専用サイトで「MACHI Cafe」コーヒー無料提供
オークワ
 「スマート行使」で削減された郵送料、国連WFP協会に寄付


メーカー トピックス

マルハニチロ 冷食「さば めし」漁師めしの風情と食感
日本GLP 「GLP尼崎III」が竣工、関通が一棟利用
東洋水産 レンジで簡単、魚冷食3品を発売中


今週の開店情報


企業動向

日本アクセス、前期決算、コロナ禍でSM向け好調も減収減益
CVS、外食の苦戦が影響、今期は単年度計画で課題解決


この食材 きほんの基本⑮|しょうが

辛味と香りが食欲増進効果、食中毒予防の“素”


今週の大店立地法公示速報


交差点

コーナー化も現実に。大豆ミート




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