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週刊ストアジャパン

No.1279-2024/07/29

今週の表紙

Shibuya Sakura Stage (渋谷サクラステージ)

7月25日開業 渋谷駅周辺の大規模再開発事業が一段落


全店が新業態の飲食ゾーンも


  駅構内を含めて常に工事が行われている渋谷駅周辺。「ようやく5つ目のピースが揃った」と、駅周辺の再開発事業を進める東急不動産の星野浩明社長は、7月25日開業の「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」の記者発表会で話した。


  駅周辺エリアでは「100年に1度ともいわれる大規模開発」(星野社長)が進んでいる。5街区に分けて進められていたもので、2012年4月に「渋谷ヒカリエ」が開業したのを皮切りに、18年9月「渋谷ストリーム」、19年11月「渋谷フクラス」、19年11月「渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)」と次々オープン。


  今回、国道246号線とJR山手線で渋谷駅とは分断されていた桜丘地区での再開発工事が終了。7月21日にはJR渋谷駅新南改札が使用開始され、渋谷サクラステージに直結。国道246号線には西口地下歩道が開通し、渋谷駅から歩いて行きやすくなった。


  サクラステージはオフィス・商業施設棟(A街区)と住居・オフィスの棟(B街区)からなっていて、A街区の商業施設には65のテナントが出店。「渋谷で働く・遊ぶ・暮らす人々の利便性の向上をテーマに店舗を構成した」と言う。


  特に4階は「サクヨン」と呼称して、「カルチャーとフードが交わり、新たな繋がりが生まれる場を目指す」とし、渋谷エリア最大級の書店「TUTAYA」、ゲームを起点にインディークリエーターの聖地を目指す渋谷の遊び場「404Not Found」、全店が新業態で初出店の飲食ゾーン「FOOD MET(フードメット)」などで構成する。フードメットでは地ビールを醸造するビアホールもあって、8店舗の食事をモバイルオーダーしたり、ディナータイムでは席からモバイルオーダーできる。


  東急ストアは2階に売場面積264坪のSMを出店。オフィスワーカーや地元生活者のための店づくりを進める。


今週の目次





SJW新店・改装店レポート

生鮮ゾーンと即食ゾーンを明確に分け、新規カテゴリー導入して改装
 いなげや 日野万願寺駅前店
高架下店舗に新たな「冷凍空間」を演出。シニア、若い世代の「マイストア」
 イオンフードスタイル 千船店


新 激戦地 ストアシーイングMAP

武蔵浦和駅エリア 埼玉県|さいたま市南区


今週の業界トピックス

クスリのアオキ 地場SMの子会社化は成長戦略の重要な柱の1つ


開店情報


拡大する冷食市場|FROZEN JOE’S

冷食市場はまだまだ発展途上。各業界・総力戦で価値向上へ取り組む


拡大する冷食市場|マルハニチロ

多様なニーズに応える2024秋季新商品
 新中華街シリーズから「赤坂璃宮の五目シュウマイ」発売


大塚製薬

広がる熱中症対策の輪。熱中症対策30年以上の知見活かし、
国・民間企業と連携強化
 存在感増すポカリスエット アイススラリー


今週の大店立地法公示速報




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